亀井蒲鉾は宇和海で採れた新鮮な生魚を使って練り物を製造しています。
愛媛県宇和島市で明治30年に創業し、現在4代目となります。今までは一切広告を出しておらず、県外にも進出せず、口コミで地元のお客様に支えて頂きました。124年もの間続けてこられたのも地元のお客様のおかげです。
経営理念は『お客様の笑顔を大切にし、従業員の笑顔を喜びとし、経営の安定化をはかり、地域に貢献する』です。
お客様の笑顔や従業員の笑顔を追求するために、まず自分が笑顔でいるよう心がけ、周りの方々の笑顔のため、真心をこめて接客したり、お声がけをしたりしています。
毎日の食卓に宇和島のソウルフードのじゃこ天・ふわ天などの練り物があることで、ほっと安心したり、宇和島から離れた方が、愛媛宇和島の事を思い出して、思い出話に花が咲いたりして、笑顔になって欲しいと真剣に思っております。
やっぱり亀井蒲鉾にしてよかった!というお客様をもっともっと増やしていこうと思います。
安全・安心で昔ながらの製法を守りながらも、新しい事にもチャレンジしています。
【受賞歴】
2018年 第70回全国蒲鉾品評会
大日本水産会長賞受賞(あげまき)
2019年 第71回全国蒲鉾品評会
水産庁長官賞受賞(じゃこ天)
2020年 第72回全国蒲鉾品評会
全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会長賞受賞(ふわ天)
材料となる魚はもちろん、練り物づくりに欠かせないお塩や、じゃこ天・フワっ天を揚げる油にもこだわって製造しております。
漁場である宇和海には、太平洋から流れ込む黒潮が、多くの栄養素やミネラル成分を運び込みます。潮流は海を浄化して酸素を供給するため、高い透明度を誇ります。植物プランクトンの層が厚く、酸素を多く含み、豊かな漁場として知られています。亀井蒲鉾の製品には、この新鮮な海の幸をふんだんに使用しています。
創業以来、宇和海産の新鮮な生魚を使い、手押しで作り続けています。人の手で作ったじゃこ天はサイズが少し大きめで、食感がふんわりしていてクセのない味わいです。昔ながらの素朴な味が、お腹も心もいっぱいにします。
全国かまぼこ連合会推薦「蒲鉾屋さんが作ったお塩」を全ての商品に使用しています。
特性の平釜で時間をかけて炊き上げた、薄くて柔らかな結晶。粒子が細かく、粉砂糖みたいな感じでサラサラ。じゃこ天は微妙な塩加減がものを言います。素材によくなじみ、苦みがなく、まろやかで深みのある塩です。
製品ごとに油の種類を変えています。じゃこ天は菜種油、ふわ天はこめ油です。
じゃこ天は魚のすり身を揚げて作る練り製品で「揚げかまぼこ」の一種です。愛媛県宇和島市沿岸で獲れる新鮮な魚を皮や骨まで丸ごとすり潰し、小判型にして油で揚げたもので、さつま揚げや平天など他の揚げかまぼこと比べると褐色具合が濃く、独特の歯ごたえと弾力があり、魚の旨味も濃いのが特徴です。
魚が嫌いな子供、仕事が大変なお父さんの晩酌のお供にオススメしています。2019年第71回全国蒲鉾品評会で『水産庁長官賞』を受賞させて頂きました。
伝統に甘えるのではなく、時代の変化に合わせた商品開発にも力をそそいで、全く新しい完全オリジナル商品『ふわ天』を開発しました。
水産練り製品自体の需要が減り、特に若い世代においては、ライフスタイルの欧米化により、練り製品自体が喜ばれなくなっています。
市場ニーズを収集するなかで「ふわふわ・もちもち・とろとろ」というキーワードにたどり着き、ふわ天の製品開発につながりました。ふわ天は、とにかく柔らかい白身魚のてんぷらで、「ふわふわ」「もちもち」「とろとろ」な食感が売りです。今までの練り物の概念を覆すような食感で、誰もが初めて食べるとびっくりすると思います。
甘めの味付けで、女性や子供にも大好評で、歯がなかったり噛む力が弱い年配の方にもオススメ出来ます。火を通しても固くならずますます柔らかくなるので、おでん、煮物、炒め物、和え物等にもアレンジ可能で、色んなシーンで重宝する商品です。
2020年第72回全国蒲鉾品評会『全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会長賞』を受賞させて頂きました。